どうすればベストセラー1位が生まれる企画が立てられるのか?

初めて電子書籍を出版するので、どのように企画を立てたらいいのかよくわからない。

 

せっかく出版するのであれば、ベストセラー1位を表示させたい。

 

今回は、そんなあなたのために、どうすればベストセラー1位が生まれる企画が立てられるのかについて書きました。

 

まず最初にお話しておきたいのが、アマゾンでベストセラー1位のマークを表示させることは、方法を間違えなければ誰でも可能ということです。

 

そして、最も重要なポイントは、「お客様を引き付ける企画を立てる」ということです。

 

しかし、企画を立てるといっても何をすればいいのか、ピンときませんよね。

 

そこで、ここでは企画を立てるために最も重要な3つのポイントに絞ってお伝えします。

 

その3つとは、

①顧客のニーズをつかむ

②お客様の心を掴むタイトルをつける

③読みたくなる目次を作る

です。

 

これを身に付けることで、あなたもベストセラー作家の仲間入りすることができますので、しっかり読んで実践してみてくださいね。

 

①顧客のニーズをつかむ

電子書籍を出版する際に、まず最初に「どのような本を書こうかな」と考え始める方が多いかと思います。

しかし、このような思考だと「自分の書けることや書きたいこと」が優先されてしまう危険性があります。

この状態で書きだすと「自分が伝えたい内容を伝える本」となり、お客様にとっては興味がない本になってしまう可能性があります。

もちろん、実際はあなたが伝えたいことを電子書籍の中で伝えていくことになりますが、企画の段階では「顧客目線になること」が重要です。

まずは、「あなたが出版する電子書籍を読んで、最もメリットのありそうな人」を決めて、その人の悩み事や困りごとをリストアップしてみてください。

お客様は、何か知りたかったり、何かの問題を解決したいという思いを持って、情報を探しています。

すなわち、お客様の知りたいことは何なのかを、お客様の言葉(情報を探す時のワード)で把握すること、「顧客目線になること」が、このプロセスで一番重要なことになります。

お客様にあなたの想いが伝わらない(集客できない)一番の原因は、お客様の知りたいことを伝えるのではなく、あなたの伝えたいことを伝えてしまうことにあります。

顧客の悩み事のリストアップは面倒と感じるかもしれませんが、必ず行ってください

 

②お客様の心を掴むタイトルをつける

あなたは、書籍を購入する際、何を検討するでしょうか?

 

私のセミナーにご参加いただいた方に聞くと、

・タイトル

・表紙

・口コミ

という意見が多いです。

 

あなたも同じようにタイトルをまず見てから、本を選ぶことを始めるのではないでしょうか?

 

このように、本の売れ行きを左右する最も重要なポイントは「タイトル」と言って過言ではありません。

 

売れない本はタイトル作りに失敗しています。

 

あなたの本の内容がいくら良くても、タイトル作りに失敗してしまうと、誰も読んでくれません。

 

けれど、そもそもなぜ「タイトル作り」はうまくいかないのでしょうか?

 

その理由についてきちんと理解しておけば、売れる本に変えていくためのヒントが得られます。

 

タイトル作りがうまくいかないのは、2つ理由があり、

(1)お客様目線となっていない

(2)お客様を動かす言葉が入っていない

からです。

 

(1)お客様目線となっていない

先ほども書きましたように、お客様が知りたいことや、悩み事を解決してくれるような言葉がないと、自分には関係のない本だとスルーしてしまいます。

 

ですので、先ほどリストアップした中から、一番お客様が知りたいと思われることや、興味を引きそうな言葉をタイトルに埋め込むようにしてください。

 

(2)お客様を動かす言葉が入っていない

お客様を動かす言葉と、動かさない言葉というのがあります。

日ごろの生活の中で、どういった言葉が人を動かすのかをチェックしたりメモを取ったりするといいでしょう。

 

例えば、自分が何か商品を買うときに、気になった言葉があると思います。

 

・たった○○するだけで

・今だけ

・○○でもできる

など等

 

このような言葉をメモして、自分が「買う」という動きをした本のタイトルをメモし、どれが自分を動かした言葉なのかを調べてみてください。

 

その言葉と、あなたのお客様の知りたい言葉を組み合わせることが、売れるタイトルを作る第一歩となります。

 

③読みたくなる目次を作る

お客様がタイトルに興味を持ち、アマゾンのあなたの電子書籍の紹介ページを見ました。

 

次に、どのような内容なのかなと検討を始めます。

 

この時、本の概要を紹介している部分がありますが、この内容も重要になってきます。

 

私の場合は、本の目次を魅力的な言葉(お客様が読みたくなるような言葉)で作成し、概要説明に記載しています。

 

ここの言葉作りで、購入率が変わってきます。

 

例えば、私は一般社団法人の設立についての無料メールセミナーを作成しています。

 

初めは、開業3年目くらいに作りましたが、その時の登録率は10%ほどでした。

 

その後、5年目くらいに作り直しましたが、内容はほとんど変えることなく、告知ページの目次部分を変えた結果、登録率は17%と1.7倍増えました。

 

このように、お客様が読みたくなるような言葉を使った目次作成がポイントとなります。

 

この目次の作り方も、タイトルの作り方とよく似ています。

 

まず、顧客ニーズのリストから、お客様の知りたいこと、悩んでいることが解決できそうな言葉をピックアップします。

 

また、目次でよく使われるお客様を動かす言葉と日ごろからメモしておき、その言葉を使っていきます。

 

 

よい言葉を生み出すためには、「最高のものを作るぞ」と気合を入れすぎないことです。

 

まずはダメもとで数をいっぱい出し、その中から候補を出して、第三者に聞いてみることをオススメしています。

 

とりあえずは仮で決めておいて、執筆後にもう一度検討するような形でいいと思います。

 

なぜならば、私の経験上、最初のタイトルや目次は執筆の方向性を決めるためのものだからです。

 

それほど、深刻に考える必要はありません。

 

以前雑誌や書店で見つけて、どんなものか少し気になった言葉、というもので結構です。

メモをとる習慣をつけると、どんな言葉が人を動かすのか徐々に体感できるようになります。

 

おわりに

以上、電子書籍で成功するための企画を立てる方法について見てきました。

 

一番のポイントは、「お客様の知りたいことを伝える」ことです。

 

そのためにぜひとも、お客様の知りたいこと、悩み事のリストアップしましょう。

 

できれば、100個くらい出すことをオススメしています。

 

また、お客様を動かす言葉を作るために、日ごろから売れる言葉をメモしていくこともポイントです。

 

そのような視点を持つことで、多くのお客様に読んでもらえる電子書籍を出版することが可能となります。

 

そして、ベストセラー作家の仲間入りですね。

 

次回、「短時間で執筆する方法」について解説していきます。

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